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  • 2026.02.04
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【G】【2億円】生前贈与と相続、どっちが得?不動産プロが教える「二次相続」まで含めた最強シミュレーション

「親の財産、このまま何もしないと税金でいくら持っていかれるのか?」

「生前贈与は、あえて税金を払ってでもやったほうが得って本当?」

こんにちは!不動産会社経営、そして相続コンサルタントのしばちょーです。

今回は、資産家の方が最も直面する「2億円の財産」をモデルケースに、「一次相続(お父さん)」だけでなく「二次相続(お母さん)」まで含めた全計算式を公開します。

正直、かなり細かい数字が出てきます。しかし、ここを理解しないと数千万円単位で損をします。中学生でもわかるようにステップを追って解説するので、ぜひ最後までお付き合いください!

※2026年2月時点の税制に基づいています。


1. 比較の前提条件(家族構成と財産)

  • お父さん(被相続人):財産2億円(現金・不動産合計)
  • お母さん(配偶者):固有財産なしと仮定
  • 子供2人(長男・次男)

この家族が、**「何もしなかった場合(パターンA)」と、「10年間、子供2人に毎年310万円ずつ贈与した場合(パターンB)」**で、最終的に家族の手元に残るお金がどう変わるか検証します。


2. 【検証パターンA】対策なし:すべて相続でつなぐ場合

まずは、お父さんが亡くなった時(一次相続)の計算です。

① 一次相続(お父さん)の計算プロセス

ステップ1:基礎控除を引く

国が「この分には税金はかけない」という枠を計算します。

  • 計算式:$3,000万円 + (600万円 × 相続人3人) = 4,800万円
  • 課税対象額:2億円 – 4,800万円 = 1億5,200万円

ステップ2:法定相続分で仮に分けて、税率をかける(相続税の総額)

ここが相続税の独特なルールです。
実際にどう分けるかに関わらず、一旦「法律で決まった割合」で計算します。

  • お母さん(1/2):7,600万円 × 30% – 700万円 = 1,580万円
  • 長男(1/4):$3,800万円 × 20% – 200万円 = 560万円
  • 次男(1/4):$3,800万円 × 20% – 200万円 = 560万円

家族全員の相続税総額:$1,580万 + 560万 + 560万 = 2,700万円

ステップ3:実際の納税額(配偶者控除の適用)

奥様は「1.6億円」または「法定相続分」のいずれか多い方まで無税になります。

  • お母さんの支払額:1,580万円 → 0円(全額免除)
  • 子供たちの支払額:560万円 × 2人 = 1,120万円

結果:【一次相続の合計納税額】:1,120万円


② 二次相続(お母さん)の計算プロセス

数年後、お母さんが亡くなった時の計算です。
お母さんはお父さんの財産の半分(1億円)を無税で引き継いでいたとします。

ステップ1:基礎控除を引く

相続人が子供2人だけになるため、控除額が減ります。

  • 計算式:3,000万円 + (600万円 × 相続人2人) = 4,200万円
  • 課税対象額:1億円 – 4,200万円 = 5,800万円

ステップ2:税率をかける

  • 長男(1/2):2,900万円 – 50万円 = 385万円
  • 次男(1/2):2,900万円 – 50万円 = 385万円

結果:【二次相続の合計納税額】:770万円

結論★パターンA(何もしない)の総納税額:1,120万 + 770万 = 1,890万円


3. 【パターンB】戦略的贈与:毎年310万円ずつ10年間続けた場合

次に、お父さんが元気なうちから対策をした場合です。

① 生前贈与(10年間)の計算プロセス

あえて110万円の非課税枠を超えて贈与します。

  • 毎年、子供1人につき:310万円 – 110万円 = 200万円(課税対象)
  • 贈与税:200万円 × 10% = 19万円

結果:10年間の家族全員の贈与税合計:19万円 × 2人 × 10年 = 380万円

② 一次相続(お父さん)の計算プロセス

お父さんの財産は、贈与した分($310万 × 2人 × 10年 = 6,200万円)減っており、1億3,800万円になっています。

  • 基礎控除:3,000万円 + (600万円 × 3人) = 4,800万円
  • 課税対象額:1億3,800万円 – 4,800万円 = 9,000万円
  • 相続税の総額(仮定)
    • お母さん(1/2:4,500万円):4,500万円 × 20% – 200万円 = 700万円
    • 長男(1/4:2,250万円):2,250万円 × 15% – 50万円 = 287.5万円
    • 次男(1/4:2,250万円):2,250万円 × 15% – 50万円 = 287.5万円
    • 総額:1,275万円
  • 実際の納税額:奥様は配偶者控除で0円。

結果:【一次相続の合計納税額】:575万円(子供2人分)

③ 二次相続(お母さん)の計算プロセス

お母さんは、お父さんの残った財産(1億3,800万円)の半分を引き継いでいたとします。

  • お母さんの財産:6,900万円
  • 基礎控除:4,200万円
  • 課税対象額:6,900万円 – 4,200万円 = 2,700万円
  • 税率をかける
    • 長男(1/2:1,350万円):1,350万円 × 15% – 50万円 = 152.5万円
    • 次男(1/2:1,350万円):1,350万円 × 15% – 50万円 = 152.5万円

結果:【二次相続の合計納税額】:305万円

結論★パターンB(贈与あり)の総納税額:380万 + 575万 + 305万 = 1,260万円


4. 最終シミュレーション結果:これだけの差が出る!

項目パターンA(何もしない)パターンB(戦略的贈与)差額
生前の贈与税0円380万円-380万円
一次相続税(父)1,120万円575万円+545万円
二次相続税(母)770万円305万円+465万円
総納税額(家系全体)1,890万円1,260万円630万円 得!

5. しばちょーの結論:なぜこの「630万円」が重要なのか?

今回のシミュレーションでは「630万円」の節税となりました。

「2億円持っていて、たったこれだけ?」と思うかもしれません。

しかし、これはあくまで**「現金」だけで「子供2人」に贈与した最低限の結果**です。

ここに不動産プロならではの知見を加えると、数字は一気に化けます。

  • 「孫」も含めて人数を増やす:贈与する人数を倍にすれば、節税額も倍増します。
  • 「不動産」で贈与する:現金の代わりに評価額の下がった収益不動産を贈与すれば、さらに贈与税を圧縮でき、節税額は2,000万円を超えてきます。

相続対策は「点」ではなく「線(時間軸)」、そして家族全員の「面」で考える必要があります。

「自分の家の場合、何人でもらうのが一番効率的なの?」

「不動産を組み合わせたもっと攻めた節税を知りたい!」

そう思った方は、ぜひ私の公式LINEやSNSのDMから相談してください。

あなたの家族の財産を守るための、オーダーメイドの計算式を一緒に作りましょう!


しばちょー(不動産経営・相続コンサルタント)

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Writer 監修・執筆(相続分野に精通した不動産の専門家が監修しています)

柴山 貴志 株式会社キータウン 代表取締役

相続鑑定士/相続診断士/不動産経営管理士

不動産業に15年以上携わり、相続対策における不動産の活用・資産最大化を専門とする。複雑な家族構成や空き家問題にも多数対応し、専門家チームと連携しながら、岡山を拠点に相続の不安を安心に変えるサポートを行っている。

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