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  • 2026.02.06
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【G】【相続税】1億〜5億円の分岐点はどこ?「何もしないvs310万vs610万」贈与の手残り全比較シミュレーション

「親の財産、このまま何もしないと税金で半分持っていかれるのか?」

「生前贈与は、あえて高い税金を払ってでもやったほうが得って本当?」

こんにちは!不動産会社経営、そして相続コンサルタントのしばちょーです。

相続対策の現場で、資産家の方が最も誤解していること。それは「贈与税は高いから損だ」という思い込みです。

しかし、現実は違います。「将来の50%以上の相続税を避けるために、今の10%〜15%の贈与税を喜んで払う」。これが、資産を減らさずに次の世代へつなぐプロの鉄則です。

今回は、資産1億円から5億円までの5つのケースについて、以下の3パターンを**「1次相続+2次相続」まで完全にシミュレーション**しました。

  1. 【パターンA】何もしない(すべて相続でつなぐ)
  2. 【パターンB】毎年310万贈与(10年間継続)
  3. 【パターンC】毎年610万贈与(10年間継続)

税金の安さではなく、**「最終的に子供の口座にいくら残るのか」**という結論を、すべての計算式とともに公開します!

※2026年2月時点の税制に基づいています。

※家族構成:父・母・子2人。母は父の1/2を相続。

※手残りの定義:【子供2人が10年間でもらった贈与額(税引後)】+【一次・二次相続後に残った正味の財産(税引後)】

前回の記事【2億円パターン】で詳細を確認してください

【2億円】生前贈与と相続、どっちが得?不動産プロが教える「二次相続」まで含めた最強シミュレーション

1. 比較の基本:贈与で「動くお金」と「払う税金」

まず、10年間贈与を続けた時に、子供たちの手元にいくら届くのか、その「コスト」を整理しましょう。

① 年間310万円贈与(10年間)

  • 子供1人が10年間でもらう総額:3,100万円
  • 10年間に払う贈与税合計:190万円(年間19万円 × 10年)
  • 子供の口座に残る正味の現金:2,910万円(1人あたり)

② 年間610万円贈与(10年間)

  • 子供1人が10年間でもらう総額:6,100万円
  • 10年間に払う贈与税合計:820万円(年間82万円 × 10年)
  • 子供の口座に残る正味の現金:5,280万円(1人あたり)

2. 【資産別】手残り最大化シミュレーション:全計算プロセス

ここからが本番です。各資産額で「何もしない」「310万贈与」「610万贈与」の3つの未来を、1円単位で追いかけます。

📊 【まとめ一覧表】10年後の「子供たちの最終手残り額」

資産額A:何もしないB:310万贈与C:610万贈与しばちょーの推奨
1億円9,605万円9,620万円8,360万円310万贈与 or 相続
2億円1億8,110万円1億8,740万円1億8,090万円310万贈与が最強
3億円2億5,780万円2億6,980万円2億7,170万円🏆 610万で逆転!
4億円3億2,760万円3億4,360万円3億5,270万円🏆 610万の圧勝
5億円3億9,280万円4億1,120万円4億2,650万円🏆 3,300万以上の差

🔍 資産3億円:運命の分岐点を深掘り計算!

資産3億円を超えると、なぜ「610万円贈与」が逆転するのか? その計算プロセスを公開します。

【パターンA】何もしない

  • 一次相続(父):基礎控除4,800万円。納税額:子供負担2,380万円。
  • 二次相続(母):基礎控除4,200万円。納税額:子供負担1,840万円。
  • 計算式:3億円 - 2,380万円 - 1,840万円 = 2億5,780万円

【パターンB】310万円贈与(10年)

  • 子供の贈与手残り:5,820万円(贈与税380万引いた後)
  • 相続手残り:2億1,160万円(残2億3,800万から相続税2,640万引いた後)
  • 計算式:5,820万円 + 2億1,160万円 = 2億6,980万円

【パターンC】610万円贈与(10年)

  • 子供の贈与手残り:1億560万円(贈与税1,640万引いた後)
  • 相続手残り:1億6,610万円(残1億7,800万から相続税1,190万引いた後)
  • 計算式:1億560万円 + 1億6,610万円 = 2億7,170万円
  • 結果310万贈与より「190万円」多く残る!

🔍 資産5億円:対策をしないと「3,300万円」を捨てるのと同じ!

資産5億円クラスでは、相続税の最高税率が50%〜55%に達するため、スピード感のある贈与が不可欠です。

【パターンA】何もしない

  • 納税額合計:一次相続5,830万円 + 二次相続4,890万円 = 1億720万円
  • 子供の手残り:5億円 - 1億720万円 = 3億9,280万円

【パターンC】610万円贈与(10年)

  • 10年間の贈与手残り:1億560万円
  • 相続手残り:3億2,090万円(相続税を差し引いた後)
  • 子供の手残り合計:1億560万円 + 3億2,090万円 = 4億2,650万円
  • 結果何もしないより「3,370万円」、310万贈与より「1,530万円」も多く残る!

3. なぜ「610万円」という高い贈与が正解になるのか?

「毎年82万円も贈与税を払うのは抵抗がある」という方は多いです。しかし、プロが注目するのは**「税率の差」**です。

  1. 相続税率の高さ:資産5億円なら相続税率は実質**50%**を超えます。
  2. 贈与税率の低さ:610万円贈与時の実質税負担率は約13.4%(82万÷610万)です。

「将来50%取られるのを待つ」よりも、「今13.4%払って確実に子供の名義にする」ほうが、手残りが増えるのは算数の問題です。


4. プロの裏技:不動産を絡めれば「手残り」はさらに倍増する!

ここまでは「現金」だけのシミュレーションですが、私は不動産のプロです。

もし、この610万円の贈与を、**「収益不動産の持ち分」**で行っていたらどうなるでしょうか?

不動産は時価よりも相続税評価額が約20%〜30%低くなるため、同じ「610万円の贈与枠」の中で、実際には800万円〜900万円相当の価値を子供に移せます。

さらに、贈与した物件から生まれる**「家賃収入」**は、最初から子供の口座に貯まります。お父さんの口座で貯まると将来また相続税がかかりますが、子供の口座なら無税(所得税のみ)で資産が積み上がります。

この「評価減」と「収益移転」を組み合わせれば、5億円資産の方の手残りの差は5,000万円を優に超えてきます。


5. まとめ:「最強の手残り」を目指そう!

生前贈与と相続、どちらが得かの答えは、あなたの資産額と家族構成で決まります。

  • 資産2億円以下:310万円贈与で賢く、無理なく節税。
  • 資産3億円以上:今すぐ610万円、あるいはそれ以上の金額での贈与を検討すべき。

相続対策は「点」ではなく「線(時間軸)」で考えるものです。

「うちの場合は、具体的に何万円贈与するのが一番手残りが増える?」

「現金と不動産、どっちを贈与すべき?」

迷ったら、DMやLINE、メールでご相談ください。

この記事を読んだあなただけに、1円も無駄にさせない「最強の手残り最大化プラン」をお伝えしますね。


しばちょー(不動産経営・相続コンサルタント)

Instagramhttps://www.instagram.com/shiba.souzoku/

TikTokhttps://www.tiktok.com/@shiba.souzoku

公式LINEで無料シミュレーション相談受付中! https://line.me/R/ti/p/@365qnoaz

Writer 監修・執筆(相続分野に精通した不動産の専門家が監修しています)

柴山 貴志 株式会社キータウン 代表取締役

相続鑑定士/相続診断士/不動産経営管理士

不動産業に15年以上携わり、相続対策における不動産の活用・資産最大化を専門とする。複雑な家族構成や空き家問題にも多数対応し、専門家チームと連携しながら、岡山を拠点に相続の不安を安心に変えるサポートを行っている。

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