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【G】【保存版】遺留分を「不動産」で払う破産パターン?代物弁済に潜む1,000万円超の「税金の罠」と回避策

「現金がないから、相続したアパートを渡して解決しよう」 もしあなたがそう考えているなら、ちょっと待ってください。 その決断、数千万円の損を招くかもしれません。

2019年の民法改正により、遺留分は「金銭」で払うのがルールになりました。しかし、手元に現金がない場合、不動産を渡す「代物弁済(だいぶつべんさい)」という解決策があります。

一見、スマートに見えますが、実は「1円も現金が入ってこないのに、翌年1,000万円の納税通知書が届く」という恐ろしい罠が隠されています。これを回避し、損をしないための「不動産会社活用術」を徹底解剖します。


第1章:なぜ「現物を渡すだけ」で税金がかかるのか?

多くの相続人が「売っていないから税金はかからない」と勘違いしています。しかし、税務署の視点は全く違います。

1. 税務署が見ている「擬制売却(ぎせいばいきゃく)」

代物弁済は、税務上「アパートを相手に売却し、その代金で遺留分の借金を返済した」とみなされます。

  • あなたの主観: 借金を返すために土地を手放した(マイナス)
  • 税務署の視点: 土地を時価で売り、その利益で借金をチャラにした(プラス)

この「視点の差」が、現金ゼロなのに課税される地獄を招きます。


第2章:【地獄のシミュレーション】評価額が下がっても「利益」が出る怪現象(具体事例)

以下の資産背景で、長男Aさんが次男Bさんに「アパート2」を渡して解決するケースを見ていきます。

【前提条件:父の遺産(時価合計 2.4億円)】

  1. アパート1: 時価1.1億円(建築時1.5億)
  2. アパート2: 時価7,000万円(建築時1億)
  3. 自宅: 時価3,000万円(建築時7,000万)
  4. 現金: 3,000万円

【次男Bの遺留分:6,000万円】 全財産2.4億円の1/4である「6,000万円」が次男の請求額です。

現金が6,000万円あれば簡単に解決するのですが・・・。


第3章:長男を襲う「譲渡所得税」の正体

長男Aさんは、時価7,000万円のアパート2を渡すことにしました。アパートは値下がりしているから税金は0円……そう思うのが素人の悲劇です。

1. 「減価償却」が牙をむく

建物は毎年「経費」として価値を減らしていきます。

  • 建物建築費:7,000万円
  • 減価償却累計額(仮):5,000万円
  • 税務上の価値(未償却残高):2,000万円

2. 衝撃の納税額計算

  • 譲渡価格(時価):7,000万円
  • 取得費(土地3,000万 + 建物2,000万):5,000万円
  • 譲渡所得(利益):2,000万円

【長男が払う税金】 2,000万円 × 20.315% = 4,063,000円

アパートを失い、さらにお釣り1,000万を貰ったとしても、そこから400万円の税金を現金で払う。これが代物弁済のリアルです。


第4章:鑑定士より「不動産会社」に相談すべき3つの理由

ここで「いくらの価値として渡すか」が争点になります。高額な費用をかけて不動産鑑定士に頼む道もありますが、実は「不動産会社」に相談するのが最も賢い選択です。

① 鑑定費用(数十万〜)を節約し、生きた相場を知る

鑑定士の出す「公的な価格」は、必ずしも今すぐ売れる価格ではありません。不動産会社なら、最新の成約事例から「今、この瞬間にいくらで売れるか」という実効性のある査定書を迅速に作成できます。

② 「代物弁済」以外の選択肢を提案できる

「土地を渡す」ことだけが解決策ではありません。

  • 収益性の低い物件を売却して現金化し、税金を引いた残りを分ける(換価分割)
  • 土地の一部を分筆して売却し、現金を捻出する これらは不動産会社にしかできない、「現金を残すための具体策」です。

③ 次男への「説得力」が違う

次男も「よくわからない鑑定評価」より、「実際にこの価格で買い手がつく」という不動産会社の査定結果のほうが納得しやすいものです。また、次男が物件を相続した後の「賃貸管理」や「売却」の相談もセットでできるため、次男側の不安も同時にケアできます。


第5章:【実務編】泥沼を避けるための「交渉戦略」

案:税引き後評価での合意(ネット評価法)

「このアパートは7,000万円の価値があるが、譲渡所得税が400万円かかる。だから、実質価値6,600万円として計算しよう」という交渉です。これこそ、不動産会社が間に入って「出口戦略」を提示することでスムーズに進むポイントです。


結論:不動産での解決は、まず「プロの査定」から

遺留分問題は、法律だけで解決しようとすると、税金と手数料で資産が目減りします。

  • 長男は、現金がないのに税金がくる。
  • 次男は、現物をもらうために多額の諸経費が必要になる。

この「共倒れ」を防ぐ唯一の方法は、早い段階で不動産会社に相談し、「売ったほうが得か、渡したほうが得か」を天秤にかけることです。

「自分のケースだと、一体いくらで売れて、税金はいくら残るのか?」 少しでも不安を感じたら、まずは地元の相場に強い私たちが、無料であなたの資産の「本当の価値」を診断します。

Writer 監修・執筆(相続分野に精通した不動産の専門家が監修しています)

柴山 貴志 株式会社キータウン 代表取締役

相続鑑定士/相続診断士/不動産経営管理士

不動産業に15年以上携わり、相続対策における不動産の活用・資産最大化を専門とする。複雑な家族構成や空き家問題にも多数対応し、専門家チームと連携しながら、岡山を拠点に相続の不安を安心に変えるサポートを行っている。

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