Case
相続事例
ご相談の背景・お悩み
ご相談者様は、幼少期に施設で育ち、実の両親のことをほとんど知らないまま成人されました。
ある日、仕事で訪れた空き家が、実は自分の実母の家であったことが判明。不動産会社を通じて調べたところ、実母はすでに亡くなっており、戸籍上は自分が唯一の相続人であることが分かりました。
しかし、実母の親族はご相談者様の存在を知らず、親族側で不動産を取得しようとしていた状況でした。「自分に相続権があるのか」「どう進めればいいのか」分からず、当事務所にご相談いただきました。
当事務所にご相談いただいた理由
インターネットで「岡山 相続 疎遠な親族」などのキーワードで検索される中で、当事務所のホームページをご覧いただいたことがきっかけでした。
複雑な家族関係でも対応できる点、戸籍調査から売却までワンストップでサポートできる点にご安心いただき、ご依頼となりました。
ご提案した解決方針
まずは戸籍謄本を収集し、ご相談者様が法定相続人であることを正式に確認。その上で、親族側と連絡を取り、相続についての話し合いを進める方針をご提案しました。
親族側も当初は困惑されていましたが、法的な相続権を丁寧に説明し、円満な形での遺産分割を目指しました。
実際に行った対応
戸籍謄本を収集し、ご相談者様が唯一の法定相続人であることを確認しました。親族側との調整を行い、ご相談者様が不動産を相続することで合意を得ました。
その後、不動産の名義変更を完了し、売却手続きまでサポート。無事に現金化することができました。
結果・解決のポイント
・戸籍調査により、生き別れた実母との関係と相続権を正式に確認できた
・親族との調整を経て、円満に不動産を取得
・不動産を売却し、現金化することで相続手続きを完了
・複雑な家族関係でも、戸籍という公的記録に基づき相続権を主張できることをお伝えした