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  • 2024.10.04
    • 相続対策

相続税対策の強い味方 – 生命保険活用の6つのメリット

相続税は多くの人にとって頭の痛い問題です。
特に2015年の税制改正以降、相続税の対象となる人が増え、対策の重要性が高まっています。
そんな中、生命保険が相続税対策の有力な手段として注目を集めています。
この記事では、生命保険を活用した相続税対策の6つのメリットについて、わかりやすく解説していきます。

 
 
 
 
 
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相続税の基本

まずは相続税の基本的な仕組みを簡単におさらいしましょう。

相続税率: 相続税は、相続する財産の額に応じて10%から55%まで段階的に上がっていきます。

例えば、1,000万円以下なら10%、6億円を超えると55%になります。
ただし、すべての相続財産に税金がかかるわけではありません。
一定額までは非課税となる「基礎控除」があります。

基礎控除額 = 3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数

この基礎控除額を超えた部分に相続税がかかります。

生命保険で相続税対策!6つのメリット

それでは、生命保険を使った相続税対策の6つのメリットを見ていきましょう。

(1) 保険金の非課税枠

生命保険の最大の魅力は、保険金に非課税枠があることです。

非課税枠 = 500万円 × 法定相続人の数
例)配偶者、子供2人 計3人の場合 → 1,500万円まで非課税

これを上手く活用すれば、相続税の負担を大きく減らせる可能性があります。
ただし、この非課税枠を使うには条件があり、被相続人が「契約者」として保険料を支払い、「受取人」を相続人にする必要があります。
契約の形によっては、相続税ではなく所得税や贈与税がかかることもあるので注意が必要です。

(2) 子どもへの財産移転に使える

生命保険は、親から子へ財産を移す手段としても使えます。

子供を「契約者」と「受取人」、親を「被保険者」として保険に入り、親が贈与したお金で保険料を払う方法です。

つまり、「親が生命保険として子に毎年110万円プレゼント」するということもできます。

メリット

  • 子:贈与税かからない(ただし、一時所得もしくは雑所得として所得税・住民税の対象になります)
  • 親:節税(長い目で見れば、相続時に課税される財産を減らすこと可能)

ただし、この方法が本当に得かどうかは、相続税と所得税を比べてみる必要があります。
また、110万円という額は贈与税がかからない上限なので、状況によっては少し贈与税を払っても財産を移した方がいい場合もあります。

(3) 保険金は受取人のものになる

生命保険の保険金は、遺産分割の対象にならず、指定された受取人が他の相続人に相談することなく受け取れることを大きな特徴です。

これにはいくつかのメリットがあります:

  • 被相続人が確実に特定の人にお金を残せる
  • 受取人は他の相続人と揉めない
  • 遺留分の計算に入らない

特に、家族関係が複雑な場合や、相続人同士の関係があまり良くない場合に役立ちます。

(4) すぐにお金が手に入る

相続が発生すると、相続税や葬儀費用の支払いなど、すぐにまとまったお金が必要になります。
しかし、相続財産の多くが不動産だったりすると、すぐに現金化するのは難しいものです。
そんな時、生命保険は強い味方になります。

被保険者が亡くなってから比較的短い期間で保険金を受け取れるので、急な出費も対応できます。
また、被相続人の銀行口座が凍結されても、保険金は別枠で受け取れるので、遺産分割の話し合いが長引いても、お金に困る心配が少なくなることが大きなメリットです。

(5) 相続放棄しても保険金はもらえる

相続には良いことばかりではなく、借金などの負債も含まれます。
そのため、相続を放棄する人もいます。
生命保険の良いところは、相続を放棄しても保険金は受け取れます。

私、最初に聞いた時、「生命保険って最強やん!」って思いましたよ(笑)

ただし、相続放棄をすると法定相続人としての立場を失うので、(1)でお伝えした、生命保険の非課税枠は使えなくなります。

相続放棄を考えている場合は、このデメリットも頭に入れておく必要があります。

(6) 財産分けの調整に使える

生命保険は、「代償分割」という相続方法にも活用できます。

代償分割とは、分けにくい財産(例えば会社の建物など)を相続する人が、他の相続人に現金などで埋め合わせをする方法です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

生命保険を使った相続税対策には、様々な条件やメリットを最大限に活かすには、適切な契約の仕方や、他の相続対策と組み合わせることが大切です。

また、相続税の法律は変わることがあるので、必ず専門家に相談をしましょう。

相続税対策は、早めに始めることが大切です。

生命保険を上手に使えば、相続税の負担を減らしつつ、スムーズに財産を引き継ぐことができます。

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